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2018年7月30日月曜日

拡大例会のチラシを配布をしながらTOSSのことを伝える。

 今日は勤務校の先生に8月8日の「拡大例会」チラシを渡しました。

 TOSS(トス)という団体の名前は、中堅の先生、若手先生に伝わってきています。

 授業研究で指導案を検索しているときに「TOSSランド」というの行きつくんだよね。
 あ!その本屋の教育書コーナーで見た。
 その先生が書いた本を持っている。
 という声が聞かれます。
 
 でも、なんか「宗教っぽいんでしょ、、、。」と続くこともしばしば、、、、。 
 少し時間があったので、TOSSのことをお伝えました。

 (以下は、TOSS公式HPより引用)
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 TOSSの正式な名称は
 「Teachers' Organization of Skill Sharing」

 その変遷は、
 TOSSは、東京都の公立小学校教諭であった向山洋一(むこうやま よういち)が1983年に立ち上げた、「教育技術の法則化運動」が前身となっています。

 向山がこの運動をはじめたきっかけとなったのは、跳び箱の指導法でした。
 ある教師が、跳び箱を跳べない子を1時間で跳ばせることができると断言しました。しかし、その技術を公開しなかったのです。向山はそのことに疑問を感じ、自ら10分間で跳ばせる方法を開発し、発表しました。

 そして、「跳び箱を全員跳ばせられることが、なぜ教師の世界の常識にならなかったのか?」と教育界に問うたのです。優れた教師が授業の技術を自分だけの「名人芸」にするのではなく、そして困っている先生が一人だけで苦しむのではなく、先生方がそれぞれ持っている教育技術・方法を情報交換し、全国の先生の共有財産にしていくことが必要だ。向山はそう訴えました。

 そのような経緯から誕生したのが、向山を代表とする「教育技術の法則化運動」です。
 全国でのセミナー・合宿による研修、教育技術の書籍、授業書シリーズの出版などを通して広く紹介されました。たった10人でスタートした教育技術の法則化運動は、若い教師を中心に広がり、数年後日本で最大の教育研究団体になりました。
 
 教育技術の法則化運動には、発足当時から4つの理念が掲げられています。 

    ① 教育技術はさまざまである。できるだけ多くの方法をとりあげる。(多様性の原理)  

    ② 完成された教育技術は存在しない。常に検討・修正の対象とされる。(連続性の原理)

    ③ 主張は教材・発問・指示・留意点・結果を明示した記録を根拠とする。(実証性の原理)

  ④ 多くの技術から,自分の学級に適した方法を選択するのは教師自身である。(主体性の原理)

 21世紀になり、教育技術の法則化運動は解散、TOSS(Teachers' Organization of Skill Sharing)と名前を変えて再出発しました。先ほどの4つの理念はTOSSにも受け継がれました。
TOSS公式HP より
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 子どもの成長に合う指導法は、数限りなくあります。
 
 TOSSにであったらこそ、勤務校で新しく知った指導法や対応方法が見える気がしています。(投稿者のサークル員は、教員歴9年目)
 そして、いいなぁと思った授業や対応に経験年数に関係なく聞きに行きます。
 
 先日、産休に入る音楽の先生の授業を丸々見せていただきました。
 
 対応が難しいクラスをビシッと指導している。だけでなく、2年生から高学年まで、歌声が素晴らしい。そして、「楽しかったぁ」と、教室を出ていく子ども姿があったからです。
 
 指導を見て、私になりに何がすごかったのか、子供を楽しく動かせるのかを分析しました。
 その「目」をもてるようになったのも、TOSSでの学びのおかげです。
 また、後日書ければと思います。

 せっかくの夏休み。少しだけお時間を作って、拡大例会にお越しいただければ幸いです。
 もちろんTOSSだけでなく多くの研修会があります。
 「時間を作って、身銭を切って学びに行くことが大切。」
 と、TOSS代表の向山洋一氏が言われています。

 よい夏を共にすごしましょう。

  次回は、8月8日(水)例会 佃区民館 13:30~16:45 (お昼開催)
  資料等準備のため申し込みをお願いします。
  こちらから登録をお願いします。

 今後の予定は、87の会公式HPをご覧ください。
 サークル代表 桜木泰自へのメール→サークルお問い合わせ